性感染症とは

「性行為で感染する病気」を総称して、性感染症といいます。
ウイルス・細菌・原虫などが、性器・泌尿器・肛門・口腔などに接触することで感染します。
さまざまな種類がありますが、どの性感染症も検査によって判断することができます。ただし、症状があれば自分で気付いて検査を受けることができますが、性感染症の中には無症状なものもあります。
気づかないうちにパートナーからもらったり、うつしてしまったりするケースもあり、「自分は大丈夫だろう」という考えが性感染症を広めてしまっているとも言えます。
気づかないうちに症状が悪化すれば男女ともに不妊症の原因になり兼ねませんし、女性の場合であれば感染したことを知らずに妊娠すれば母子感染する可能性もあります。そのため、性感染症は早期発見・早期治療が非常に大切です。
また、近年ではオーラルセックスによる咽頭への感染による性感染症も増加しています。とくに喉への感染は症状が出にくいことから、定期的に自身が感染していないか検査することが大切です。

各種検査費用

検査メニュー

検査内容の表

各セット検査に含まれる項目

検査に含まれる項目の表

オプションメニュー

セット検査を受診された方のみオプション価格で追加検査も可能です。

オプションメニュー

各治療の内容と費用(※一例 / 自費の場合)

各治療の内容と費用

結果が出るまでの期間と確認方法

各種検査結果は、おおよそ2~3営業日で結果が出ます。
再度来院して頂き医師より結果について説明致します。
自費で検査を受けられた場合は、結果説明にご料金はかかりません。
陽性の場合は、必要な治療と処方を行います。

以下は3営業日の例となります。年末年始など長期休暇時及び疾患によって日数が異なる場合があります。

結果が出るまでの期間と確認方法

自費と保険について

性感染症検査や治療に保険は使える場合と使えない場合があります。
医師が診察の結果、性感染症の疑いがあると判断した場合にのみ検査が保険適用となります。
症状が出ていないが、心配なので検査や治療をしたいなどの場合は自費診療になります。
治療も、原則として検査の結果、陽性であると結果が出ている場合に保険適用となります。

検査や治療に保険を使用した場合は周囲の方にわかる可能性があります。
保険診療を希望する場合は、健康保険証やマイナンバーカードを使用して医療機関を受診することが必須となり、匿名で治療を受けることは出来ません。健康保険証を使用すると、年に一度「医療費のお知らせ」がご自宅に届きます。
内容は保険診療を受けた医療機関名や受診日、診療を受けた人、医療費の内訳などが記載されています。
ご家族や周囲の方に、診療内容がわかってしまう可能性があります。

保険適応であっても保険を使うかどうかはお選び頂けます。
保険の対象であってもご希望によりすべてを自費検査、自費治療で対応することは可能です。

プライバシーへの配慮について

女性専用待合室

当院は腎・泌尿器科として幅広い診療を行っている為、性感染症で来院したことは、他の患者様に伝わらないようになっております。院内のお呼び出しでは、受付時に発行された番号でお呼びいたしますので、ご安心ください。

また泌尿器科と聞くと男性のみが受診するイメージがあるかもしれませんが、膀胱炎など女性もかかる可能性がある病気も泌尿器科でカバーしております。よって女性の患者様がいても、通常の診療か性感染症かはわかりませんのでご安心ください。当院では女性専用待合スペースもご用意しております。

なお、検査から治療まですべてを自費でご希望される場合は、匿名での受診も可能です。

「症状から見る」考えられうる性感染症について

気になる症状や心当たりがある場合は、早めに検査を受けることが大切です。

症状からみる性感染症

各種性感染症の潜伏期間と検査可能日について

性感染症の中には、感染した時からすぐに発症せず潜伏期間がある疾患があります。
また、すぐに検査をしても感染を判定できない空白の期間があり、検査をするタイミングは感染の機会からどれくらい経過しているかきちんと見極める必要があります。

各種性感染症の潜伏期間と検査可能日について