自費診療とは

自費診療のイメージ写真

健康保険が適用されることがない医療や薬剤による治療のことを自費診療と言います。
この場合、費用は全額自己負担することにはなりますが、会社や家族にも知られることがない匿名による受診、保険診療では一切取り扱われていない最新の治療法のほか、保険診療とは違ってゆっくり時間をかけられる治療を受けることもできるようになります。
当院で行っている自費診療は次の通りです。

ED

勃起不全あるいは勃起障害です。
性行為時に勃起が不十分あるいは勃起状態を維持できないことで、満足な性行為をすることができない状態を言います。
加齢が原因と思われがちですが、心因性EDと器質性EDに分けられ、この2つが混合しているケース(混合性ED)もあります。
主に精神的なことが原因で起きるものが心因性EDで、性行為に関して不安、嫌悪感、精神的なショック、パートナーとのトラブルがあったという場合に起きるとされています。
一方の器質性EDは、加齢に伴って起きるEDをはじめ、生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)、勃起に関連する脳や脊髄といった神経性の障害、脊髄損傷などの外傷、陰茎の先天的な疾患などによって発症するEDです。
このほか、特定の薬剤を服用することで起きる薬剤性EDというのもあります。

検査、治療について

EDの検査では、まず問診が行われます。
また他の病気の可能性やED治療薬の適性なども含んだ検査として、血液検査なども行います。
その結果、ED治療薬による処方が必要となれば、医師からED治療薬が処方されますが、ED治療薬には禁忌薬が存在します。
そのため、何かしらの薬物を処方しているという場合は、投薬内容が分かるお薬手帳などをご持参するようにしてください。

ED治療薬では、主にPDE5阻害薬が使用されます。
当院ではバイアグラ、シアリス、それぞれのジェネリックを扱っています。

当院で扱っている薬剤

バイアグラ
1錠 1,500円
バイアグラジェネリック
(シルデナフィル)
1錠 1,000円
シアリス
1錠 1,800円
シアリスジェネリック
(タダラフィル)
1錠 1,500円

初診料・再診料について

ED初診料
2,500円
ED再診料
1,500円

副作用について

上記で挙げた種類に関係なく、ED治療薬を服用することで、顔のほてり、目の充血、鼻づまり、頭痛、動悸などの症状が現れたという報告があります。
服用している状態で、これらの症状が該当する場合は、服用を中止して直ちに医師へご相談ください。

ビタミン注射
(にんにく注射)

ビタミンB1が主成分の水溶性ビタミンで、静脈注射によって注入されることから内服のサプリメントよりも即効性があります。
注射の際に鼻をつくようなにんにく臭がすることから、にんにく注射と呼ばれることもあります。
周りの人はにんにく臭を感じることはありません。

ビタミンB1は、糖質や脂質といったものをエネルギー源に変えていく際に重要な役割をするとされるものですが、これが不足してしまうと糖質がエネルギーに変換できなくなって元気の源としてパフォーマンスが低下するだけでなく、余った糖質は脂肪に変換して肥満になりやすくなるほか、疲労物質が筋肉に溜まるようになって疲れが抜けきらない体質になってしまいます。

このような状態を解消させるには、ビタミン注射が有効とされています。
具体的には、全身に疲労感がある、風邪のひき始め、二日酔いや肝臓が弱っている、夏バテ、食欲がないといった方に効果が期待できます。
この注射は1回打つだけでも効果は実感できますが、1~2週間に1回程度、定期的に打つとより効果的です。

精液検査

現在不妊に悩んでいるわけではないが、自分の精液の状態を知りたいという場合は、自費で精液検査が行えます(不妊症の悩みがある場合は保険診療で行えます)。
問診・診察後、検体を提出する日程を決め、採取容器をお渡しします。
予約日に検体を提出していただき、再度予約を取って結果を聞きに来ていただきます。

  • 検査費用:5,500円